- 託児所完備・保育士の在籍で小さなお子様連れの方も安心して通院できます!
- 当院の小児歯科
- 小児歯科メニュー
- 小児歯科の予防について
- 子どもの歯の特徴
- むし歯になりやすい場所
- 歯の交換と予防のポイント
- むし歯以外に注意すること
- 子どもの歯がむし歯になってしまったら
- 歯が生え始めたら定期検診が大切!
託児所完備・保育士の在籍で小さな
お子様連れの方も安心して通院できます!
当院は、お子様を託児所に預けながら、保護者の方が安心して治療を受けられる環境を整えています。子育て中のお母様・お父様の方々が歯科治療を受ける際に、子どもの預け先に悩むことなく、リラックスして治療を受けられるよう、無料の託児サービスを提供しています。
当院の小児歯科
当院は、お子様が安心して通院できるよう、心地よい環境づくりに取り組んでいます。初めての来院では、痛みや緊急の治療が必要ない限り、まずはお子様が歯医者に慣れることを優先します。歯医者が苦手な大人も多いですが、その原因の1つには過去の治療経験が関係していることがほとんどです。当院では、お子様が通院を楽しみにしてくれるよう、優しく寄り添いながら診療を行っています。お子様の歯科医院選びで悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。
小児歯科メニュー
フッ素塗布
フッ素塗布は、むし歯予防に効果がある処置です。乳歯のエナメル質が永久歯よりも薄く、むし歯に弱いという特性を踏まえて、3カ月に1回程度の頻度で行います。フッ素は、失われたミネラルを補充し、歯を強化する効果があります。また、酸から歯を守るバリアを形成し、むし歯菌の活動を抑制する役割も果たします。定期的なフッ素塗布により、お子様の歯の健康を維持し、むし歯のリスクを軽減できます。
シーラント
乳歯の奥歯に存在する複雑な溝には汚れが溜まりやすいです。そのため、むし歯の原因になります。シーラントは専用のプラスチックを溝に流し込むことで、食べカスや歯垢の蓄積を防ぎます。また、歯科用プラスチックから微量のフッ素が放出されるため、汚れを予防するだけでなく、むし歯のリスクを軽減する効果も期待できます。
歯磨き指導
お子様ご自身で、適切な歯磨きを行うことは難しい場合もあります。歯科衛生士は、専門的な知識と技術を持っていますので、お子様のお口の状態に合わせたブラッシング方法をお伝えすることができます。適切な歯磨きの方法やタイミングを伝えることで、お子さまの歯の健康をサポートします。
デンタルフロス
歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけではどうしても取り切れません。歯の間の汚れは歯ブラシの後デンタルフロスで落としましょう。糸磨きはやや難しいので上手にできるようになるまでお母さん、お父さんがしてあげてください。また、ホルダーに付いたタイプのものでも、清掃効果は変わりません。
かみ合わせ確認・小児矯正
子どもの歯の生え方や生え替わりのスピードは、お子様おひとりおひとり異なります。これは、体や心の成長と同様です。当院は、お子様のお口の成長を継続的に確認し、適切なタイミングで治療を行います。小児予防矯正は子どもの自然な成長の力をコントロールすることで、多くのメリットが得られます。したがって、お子様の成長のペースを考慮しながら、治療を開始する時期を見極めることが大切です。矯正治療の知識と経験が豊富な専門歯科医師が適切な治療タイミングをお伝えしますのでお気軽にご相談ください。
歯のケガ
子どもが遊んでいる最中に転んだり顔をぶつけたりして歯にダメージを負うことはよくあることです。しかし、泣きわめく小さな子供の処置は、一般の外科医にとって難しい場合があります。また、小児歯科専門医であっても、外科処置に携わることは少ないのが現状です。歯にケガをした子供は、血だらけで泣いていることがほとんどです。そのような状況下で安心感を与え、しっかりと処置を行うことが必要です。専門知識や技術がないと、子供が泣いていると治療が進まないため、自然治癒を待つしかありません。しかし、自然治癒では問題が残ることがあります。当院では、そうした子供の外科処置に対応しています。専門のスタッフがおり、小児歯科の専門知識を活かして、安全で安心な処置を提供します。
サホライド
サホライドは、できてしまったむし歯の進行を止めるものです。ムシ歯を削って治すことに耐えられない子供の場合や交換期間近の乳歯のむし歯で、抜けるまで進行を止めておきたい様な場合などに使っています。この薬は塗った部分の歯を黒く着色させます。この着色はむし歯ではないのでご安心下さい。
小児歯科の予防について
当院では、お子様の歯の健康を最優先に考え、予防歯科に力を入れています。お子様の歯は将来の健康や幸せに直結する重要な要素です。そのため、お子様の歯の健康を守るために、予防歯科の重要性を理解し、積極的に歯科医院を受診する必要があります。お子様の歯の健康を守るために、まずは定期的な歯科健診を受けることが重要です。歯科医師がお子様の歯や歯ぐきの健康状態を確認し、早期に問題を発見して対処することができます。また、予防歯科ではフッ素塗布やシーラントなどの処置を行い、お子様の歯を強化し、むし歯や歯周病のリスクを軽減します。さらに、歯科衛生士がお子様に適切な歯磨きの方法や口腔ケアの重要性を指導し、正しい歯磨き習慣を身につけるお手伝いをします。お母様お父様とともに、お子様の歯の健康を守るためのプランを立て、歯科治療を通じてお子様の笑顔と健康をサポートしていきます。
乳歯が生え始めたら
生後6ヶ月を過ぎると、お子様のお口の中に乳歯が生え始めます。この時期から、歯磨きの習慣を始めることが大切です。
1歳6ヶ月~3歳まで
1歳6ヶ月から3歳にかけて、お子様のお口の中には上下の前歯が12本、奥歯が4本の乳歯が生えてきます。特に3歳になると、むし歯のリスクが高まります。むし歯を予防するためには、歯科医院での定期的な健診が重要です。
3歳の頃
3歳になると、お子様の口の中には合計20本の乳歯が生え揃います。この時期に、かみ合わせやむし歯のチェックを歯科医院で行いましょう。
初めて永久歯の生える6歳
6歳頃になると、お子様のお口の中に初めての永久歯が生えてきます。この6歳臼歯と呼ばれる歯は非常に重要ですが、奥歯であるため歯磨きが難しく、また歯質が未熟なためむし歯になりやすいです。丁寧な歯磨きと歯科医院での予防処置が必要です。
子どもの歯の特徴
乳歯は永久歯に比べてやわらかく未発達なものです。そのため、永久歯よりもムシ歯に対して弱く、1度ムシ歯になってしまうと急速に進んでしまいます。また、小児は長時間の治療に耐えられない、口が小さく治療用の器具が入りにくい、などの理由から治療も困難なものになります。そこで重要になってくるのが定期検診と予防なのです。
歯の名前生えてくる順番
乳歯
下の歯も名前は上の歯と同じです。乳歯はほぼ前の方から生えてきます。
乳中切歯=にゅうちゅうせっし
乳側切歯=にゅうそくせっし
乳犬歯=にゅうけんし
第一乳臼歯=だいいちにゅうきゅうし
第二乳臼歯=だいににゅうきゅうし
永久歯
名前の読み方は乳歯とほぼ同じです。永久歯はまず第一大臼歯と下の中切歯がほぼ生えてきます。そのあとは前の方から順々に生えていきます。そして、個人差はありますが13~15歳くらいまでには乳歯がすべて抜け永久歯がはえそろいます。また、第三大臼歯(親知らず)は19歳から20歳くらいに生えてくることが多いです。
むし歯になりやすい場所
一本一本の歯の中にもムシ歯になりやすいところとなりにくいところがあります。ムシ歯になりやすいと言われているのが下の3つの場所です。これはどの歯にも共通して当てはまります。
噛む面の深い溝
噛む面の深い溝は歯ブラシではどうしてもきれいにできません。特にはえて間もない歯ではムシ歯になりやすいです。この部位のムシ歯はシーラントで防ぎましょう。
歯と歯の間
歯の間の汚れも歯ブラシではなかなか落とせません。デンタルフロスを使いましょう。
歯と歯ぐきの境目
この部分の汚れは歯ブラシで落とすことができます。丁寧なブラッシングを心がけましょう。
歯の交換と予防のポイント
0~3歳
この時期は乳歯が前の方から順々にはえてきます。この時期の子供はほとんど歯を削ることに耐えられません。歯磨きと定期的なフッ素塗布を行いましょう。予防法としてはフッ素塗布、歯磨き(お母さん、お父さん)が大切です。
4~5歳
乳歯がはえそろい第一大臼歯(6歳臼歯)がでてくるまでのこの時期は、特に第一乳臼歯と第二乳臼歯の間のムシ歯に気をつけましょう。デンタルフロスが効果的です。 また、咬む面の深い溝は早めにシーラントをした方が安心です。 歯磨きもそろそろ自分で始めましょう。仕上げ磨きはしてあげてください。フッ素塗布も続けます。
6~7歳
第一大臼歯(6歳臼歯)がでてきます。乳歯同様早めにシーラントをしましょう。 またほぼ同じ時期に下、続いて上の前歯が順にでてきます。乳歯が抜ける前に永久歯が別のところからでてきているようであれば、その乳歯は抜く必要があります。注意して見てあげてください。 やはり奥歯の間はムシ歯になりやすいのでデンタルフロスを使いましょう。フッ素塗布も続けます。
8~11歳
犬歯と小臼歯が順々に交換していきます。同様に早めにシーラントしましょう。やはり、乳歯が抜ける前に別の場所から永久歯が顔を出すようなら乳歯は抜く必要があります。
12歳以降
第二大臼歯が萌えてきます。6歳臼歯のさらに奥で歯ブラシが届きにくいので注意が必要です。特に気をつけて磨きましょう。他の歯と同様になるべく早くシーラントをした方が安心です。 親知らずがはえてくるのは成人になる前後ぐらいですが、もともと無い・あっても埋まったままでてこない、といったことが多いです。
むし歯以外に注意すること
歯肉炎
歯の付け根に汚れが付いたままだと、この写真の様に歯茎が腫れ、出血しやすくなります。 このような歯肉炎は将来の歯槽膿漏の初期症状といわれています。 ムシ歯だけでなく歯茎の方も若いうちからきれいにしておくことを心がけましょう。
上唇小帯付着異常(じょうしんしょうたいふちゃくいじょう)
歯肉から唇・頬にかけて数本見られるひだを小帯といいます。 とくに上の真ん中の小帯(上唇小帯)の位置に異常があると写真の様に前歯に隙間ができる原因となるので注意が必要です。
指しゃぶり
指しゃぶりをしている子は指にタコのようなものができることが多いです(下図)。これを続けていると上の図のように上下の歯に隙間ができてしまうこともあります。
子どもの歯がむし歯になってしまったら
むし歯にならないように予防することが最重要ですが、ここでは実際にむし歯になってしまった際の治療法について簡単にご紹介します。
小さな初期のむし歯
削って治す程のむし歯ではない・歯を削るのに耐えられない
サホライド(むし歯の進行止め)、シーラント
削って治す必要がある・歯を削るのに耐えられる
コンポジットレジン充填
進行してしまった大きなむし歯
神経まで到達していない
コンポジットレジン充填
神経にまで達する大きなむし歯
神経の治療をした後、乳歯冠をかぶせます。
歯が生え始めたら定期検診が大切!
乳歯はむし歯に弱く、一度むし歯になると進行が速いです。特に奥歯は、お父様・お母様もなかなか気づきにくい場所で、むし歯が進行してしまうこともあります。乳歯のむし歯が放置されると、後の永久歯にも悪影響を及ぼすことがあります。また、お子様のお口の中は成長とともに変化し、歯並びも変わっていきます。そのため、お子様の健やかな成長を促すためには、定期的な歯科検診が必要です。当院は、お子様のお口の健康を守るために、定期的なチェック(3か月に1回ごと)を受けていただいています。適切な歯磨き方法もお伝えしますので、お子様の将来の健康のために、ぜひご家族そろって当院を受診いただければと思います。